結婚相談所でこの人と会ってみたいとお見合いに申し込み、お見合いから晴れて仮交際に発展した場合、真剣交際までの平均デート回数は3~4回という結果があります。
多くの結婚相談所では仮交際中は複数人との仮交際が認められています。
・仮交際に発展したけど、続かなかった。
・お相手が他の人と真剣交際に進んでしまった。
・新たに仮交際に発展した人ができた。
結婚相談所でお見合いをしている人は、お見合い~仮交際~失敗~お相手探し~お見合い~…というように一人に対して行動して、ダメだったら次に行くという人よりも、同時に複数人と仮交際をしている人の方が圧倒的に多いです。
そうです。思った以上に結婚相談所で婚活をしている人は多忙なのです。
私の経験上、仮交際は多くて3人までが理想です。仕事もしているのでデートをする時間も限られているし、経済的な問題もあります。ですが、はじめは2人でもたくさんの失敗をしました。
- 2回目のデートに1回目と同じ服装で行ってしまった。
- Bさんとの会話をAさんに「先日のデートで…」と切り出してしまった
結論から言うと、私の記憶力と管理能力の無さが招いたことですが、「振り返りノート」を記録するようになってから嘘のように失敗がなくなりました。
この記事は同じような経験をしたことのある人や、同じ失敗をしてしまいそうだと思う人に向けて、「振り返りノート」とは何か?メリットは?「振り返りノート」って何を書くの?を詳しく説明します。
デートの振り返りのメリット
デートでの失敗がなくなる
「振り返りノート」を作成することで、私の失敗談のように曖昧な記憶による失敗は無くなります。
デートの前日に「振り返りノート」を見返すことで、いままでお相手と「どこに行ったか」「自分がどんな服装だったか」「どんな話題で盛り上がったのか」が一目でわかります。
「振り返りノート」は作成するだけではなく、ふり返ることが大事です。
お相手に好印象を与えることができる
「振り返りノート」の作成を続けることで、お相手に好印象を与えることができます。
例えば、
自分が毎回違う服装でデートに行けば、お相手から「服装に気を使ったお洒落な人」というイメージを持たれやすいです。
前回のデートでのお相手の服装の違いに気が付いて話題にすると、お相手から「私の事を見てくれている」と思われます。
しかし、「振り返りノート」に書いた内容を出し過ぎると「この人ストーカー?」「少し気持ち悪い」などマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。
「振り返りノート」は、さりげなくスマートに活用することで効果を発揮します。
「振り返りノート」の書き方
「振り返りノート」スプレッドシートやExcelなどのパソコンで作成しても良いし、ノートに手書きで作成しても構いません。記録として残すことができて、後からふり返ることができるようにします。
「振り返りノート」はデートのあった日の夜に作成するか、遅くても次の日には作成をしてください。なぜなら、複数人と仮交際中はデートが連日続くことがあるからです。人間は新しい情報をインプットすると、古い情報は忘れがちになってしまいます。
「振り返りノート」は記録を残すことが目的です。記憶が新しい時に作成しましょう。
私は初め、「お相手単位」で「振り返りノート」を作成したかったのでExcelで作成しました。デートが終わって帰宅して、お相手にLINEなどでお礼のメッセージを送ったタイミングでデートの振り返りの作成を行っていました。
しかし、帰宅後にパソコンを立ち上げるのも面倒なので、Excelでテンプレートを作成して紙に出力をしておき、手書きで記入してファイリングして保管するという方法に変更しました。
この方法のデメリットは、人を家に呼んだ時に見られてしまう可能性があるということです。特に真剣交際に発展した後で、お相手に見られてしまったなど無いように、しっかり管理をしましょう。
日付と天気
デートに行った日付と天気を記録します。
晴れや雨の他にも、「暑かった」「涼しかった」など気温に関しての記録もすると、次のデートの時の話題にすることができます。また、前回のデートから何日期間があいているかの目安にもなります。
例)
〇月△日(土)雨、蒸し暑かった
お相手の名前
お相手の名前を記録します。
そんなの書かなくても良いのでは?と思うかもしれませんが、名前を書くことで、お相手の名前と容姿と言動のイメージが頭に残りやすくなります。
「振り返りノート」を手書きで書いていた場合は、後から見直したときに「あれ?この振り返りは誰のものだっけ?」などと言ったようなミスも防ぐことができます。
デートの回数
デートの回数を記録します。
冒頭でも述べましたが、仮交際中の平均デート回数は3~4回です。
複数人と仮交際を続けていくと、「次は2回目だから〇〇をしよう」や「今回3回目のデートだったけど、〇〇ができなかった」と目標を立てることもできるし、分析も可能です。
しかし、デートはお相手ありきのものなので、イレギュラーも多々あります。あくまでもデートの回数は目安です。
私の経験上、2回目のデートが鬼門でした。2回目のデートで「違和感」を感じた相手とは3回目のデートに進むことが少なかったです。自分からフェードアウトすることもあるし、お相手側から断りの連絡がくることもありました。
デートで行った場所
デートで行った場所を記録します。
デートで行った場所に関して、私は2大失敗談でも記載したとおり苦い経験があります。
私は同じ市内のお相手と仮交際に進むことが多かったため、行動範囲が限られていて他の人と同じ場所に行ったりすることもありました。結果、デートのお相手と行ったことの無い場所を話題にしてしまったという大失態をしてしまったという話です。
例)
〇〇駅のドトールで待ち合わせ(Aさんの方が早く着いていた)
△△(店名)で食事
デートの場所の記録は重要です。なぜなら、デートプランの検討と次回のデートでの話題になるからです。
仮交際中のデートプランには王道があります。
デート回数 | デートプラン |
---|---|
1回目,2回目 | 短時間のお食事 |
3回目 | 半日デート |
4回目 | 1日デート |
王道デートプランは結婚相談所の担当仲人さんからアドバイスを受けることもありますし、インターネットで調べると沢山ありますので、自分はもちろん仮交際中のお相手も周知の事実です。
「振り返りノート」を見返し、デートがうまくいったり、楽しかったりした場所を組み合わせて、あなたの王道デートプランを作成しましょう。
お相手の服装
お相手の服装を記録します。
男性は女性の服装の種類まではわからないので、どんな色の服装だったか程度でも構いません。
もう少し突っ込んだ話をすると、お相手に「私はあなたに興味を持っていますよ」という思いを伝えたいので、年代別今年の流行コーデぐらいは頭に入れておいて、婚活レコードに書いておくと他の男性より一歩リードできます。
女性は男性の服装を細かく書く意味はあまり無いかもしれません。男性は女性ほど服装に気を使っていません。
インナーだけ変えてジャケットは毎回同じなんていうことは普通です。なぜなら、男性は中身で勝負したいと考えているからです。そのため、婚活レコードに書く内容は「清潔感があった」「よれよれのシャツだった」程度になります。
「振り返りノート」の「お相手の服装」の使い方は、お相手を褒めることが主な目的ですが、お相手から自分への好感度のパロメーターにもなります。
私の経験上、あまりにもデートに向いていない服装で来る人は、自分にあまり興味がなく、次に続かない人が多かったです。
自分の服装
自分がデートに来ていった服装を記録します。
お相手の服装への評価の裏返しになりますが、自分の服装もお相手からチェックを受けていると考えましょう。
これも私の失敗談ですが、1回目と2回目で同じ服装を着て行ってしまい、お相手に「前回と同じ服装ですね」といったニュアンスの言葉をやんわりと言われました。
仮交際中はお相手も複数人とデートを重ねているため、どうしても他の人と比べてしまいがちになります。せっかく相性が良さそうだと思っても、服装のせいで仮交際解消になってしまっては勿体ないです。
仮交際の平均デート回数は3~4回。同時に複数人と仮交際をしている人数は3人と仮定すると、季節ごとに4パターンの服装を持っていれば一人のお相手に対して同じ服装を着て行ってしまうという失敗は防げます。
デート前日の服装選びは、「振り返りノート」を見返して同じ服装を着て行かないように心がけましょう。
デートに使った金額
デートに使った金額を記録します。
家計簿ではないので、レシートの詳細の金額などは不要です。デートに使った金額を記録する目的は、次のデートプランを立てる時にどのくらいの金額になるのかを把握するためです。
例)
〇〇(店名)のディナー 6,000円
△△(アミューズメントパーク) 10,000円
デートに使った金額は例のように、お店単位でまとめます。なぜなら、お店単位でまとめておくと、次のデートプランを立てる時に「次の1日デートでは△△に行った後に〇〇でディナーにしよう」と組み合わせることができるからです。
日本では男性が全額負担する、もしくは多く支払うといった風習があります。
仮交際は真剣交際に進めて良いか判断する大事な期間なので、お金のことを問題にはしたくはありません。しかし、お金が問題で婚活が続けられなくなってしまっては本末転倒です。
また、結婚するうえでお互いの金銭感覚が合致は非常に大事です。この人と将来結婚しても良いのか?と判断する材料にもなります。
デートでの感想
デートでの感想を記録します。
アリバイ日記のようなものではなく、お相手に対する一言メモのようなコメントだとふり返った時にわかりやすいです。
例)
・Aさんは暑がりっぽい
・歩きすぎてAさんは疲れていそうだった
・ネコの話で盛り上がった
次にAさんとデートに行くときは「落ち着いた雰囲気の場所でゆっくりできるところに行こう。ネコが好きだと言っていたので、ネコカフェがいいかな」と言ったように、デートプランを立てることができます。
待ち合わせ場所に関しても「Aさんは暑がりかもしれないから、待ち合わせ場所は改札ではなく喫茶店にしよう。」とAさんに合わせることができます。
Aさんからも「私のことを気遣ってくれる、やさしい人」と好印象を与えることに繋がります。
逆に、「〇〇水族館はつまらなかった」など、場所やお店に対する感想は書かない方が良いです。
Bさんとのデートで行った〇〇水族館はつまらなかったかもしれませんが、Aさんと行く水族館は楽しいかもしれませんし、Aさんは水族館が好きかもしれません。
場所やお店は一緒に行った人によって印象は変わります。「つまらなかった」と言う記録だけ残って、デートプランの候補から外してしまうのは勿体ないです。
まとめ
いかがでしたか。
「振り返りノート」は仮交際中のお相手と真剣交際に繋げるためのツールです。
- 日付と天気
- お相手の名前
- デートの回数
- デートで行った場所
- お相手の服装
- 自分の服装
- デートに使った金額
- デートの感想
「振り返りノート」の目的はお相手に沿ったデートプランの作成と、お相手からの印象アップです。
「振り返りノート」を上手に活用して、婚活を成功させましょう。
とは言え、複数人を紹介してもらえてお見合いが成功すれば仮交際に進める結婚相談所は婚活中の人にとっては大変ありがたいサービスですが、同時期に仮交際をすると結構な金額になってしまいます。
少しでも自分磨きや交際相手とのデート費用に回したい人にはオンライン結婚相談所がおすすめです。オンライン結婚相談所は入会から成婚までオンラインで完結する結婚相談所です。
店舗を持たないため、婚活サービスの質を落とさずに、店舗型結婚相談所より安く利用できることが特徴です。
マッチングアプリではうまくいかなくて結婚相談所を検討している人にもおすすめなのがオンライン結婚相談所です。