初めから生涯未婚を貫こうとしている男性もいますが、頑張って婚活をしたけど生涯未婚になってしまう男性もいます。
婚活とは理想の女性と出会い、交際を経てお互いに付き添いたいと願い、結婚する活動のことです。
ですので、相手を見つけることだけではなく、相手が結婚相手に求める条件も満たすことが前提となります。
この記事は生涯未婚になってしまう男性の特徴を紹介していきます。
- これから婚活をしたい
- 婚活を続けているがうまくいっていない
まだ自分は若いと思っている男性
40代と言うと社会の中では働き盛りで職場の中心人物となっていることが多く、自分はまだ若いと思っている男性も多いです。しかし、下表の「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」からわかるとおり、30~34歳で有配偶と未婚の割合が交差し、40代を超えると有配偶の割合がなだらかな上昇に変化します。
40代は精神的、肉体的には若々しいのは事実ですが、婚活においてはかなり遅いということを理解してください。
なぜなら、婚活は20代から始めている人もいるという事実があるからです。そのため、婚活のライバルは20代・30代となるので、若さでは勝てません。若さ以外の魅力でアピールすることが大切です。
若い女性をターゲットにしている男性
マッチングアプリや婚活サイトの希望相手に若い女性を選ぼうとする男性がいます。生粋の年下好きという場合は除きますが、若い女性を選ぶ理由には「結婚したら子供がほしい=若い女性を選ばなければ」という安易な考えが根底にあります。
そもそも論として子供を授かりたいと思っている場合、元気な精子が良いと相手の女性も思っているという認識が必要です。
「一般社団法人日本生殖医学会」によると加齢により精子の能力が衰えることがわかってきています。
相手の年齢だけに固執すると、出会いの幅を減らすだけではなく出会う機会も減らしてしまいます。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2021 首都圏」によると夫婦の年齢差の平均は1.5歳です。
年齢に固執するのではなく、女性への条件の間口を広げて、まずは女性と知り合うということを目標としてください。
結婚後のプランを考えていない男性
女性と知り合えて交際が始まっても、相手との意見の食い違いで結婚までたどり着けないことがあります。
仮にあなたが現在40歳だとした場合、1年以内に女性と知り合って、1年間の交際を経て結婚。その後1年かけて妊活を行い、10か月後に第1子が生まれる。この時既に44歳になろうとしています。ここから子供が成長して大学受験の年になった時、あなたは62歳で定年を迎えてしまっています。
何も考えていない場合も問題ですが、このような状況において「家も欲しいから20年ローンを組む」「子供も2人欲しい」と言った夢を語ってしまった場合、女性は引いてしまいます。
お互いに20代ならまだしも、結婚や子育てに関して女性はシビアです。相手と現実的なプランを計画できない男性は、交際当初は良かったとしても、途中で見限られてしまいます。
なんでも他人のせいにしてしまう男性
いわゆる自己中心的な考えを持っているので、婚活がうまくいっていない現状においても自分を振り返ることをしません。現状を打破できないので時間ばかり過ぎてしまい、最終的に未婚のまま終わるパターンです。
例えば結婚相談所に登録していれば担当仲人さんに色々アドバイスを受けることもありますが、この手の人は他人のアドバイスを全く聞かないばかりか、「お金を払って結婚相談所に来ているので、自分は悪くない。結婚できないのは担当仲人さんが悪い」と他人のせいにしてしまいます。
結婚相談所の担当仲人さんは婚活のプロです。プロの実績と経験に基づいたアドバイスに耳を傾けられなければ、うまくいくものもうまくいきません。
また、女性とのデートの際に何かある度に「◯◯のせい」と言い訳していたら、女性からも呆れられてしまいます。
心にゆとりを持ち、相手の話を聞き入れることが成功への近道です。
実家暮らしの男性
色々な事情があり実家で暮らしているのだとは思いますが、婚活においてはデメリットにしかなりません。
世間一般に中年男性の実家暮らしは「自立できない」「親離れできていない」というレッテルを貼られます。
現在40代で実家暮らしをしている人たちは元々1999年に出版された「パラサイト・シングルの時代」で世間に広まったパラサイト・シングルがそのまま中年になってしまったと推測されてしまいます。
学卒後も実家に暮らし続け、親に寄生して生活すること。家のことを親に任せて、収入の大半を自分のために使用できるため、時間的・経済的に余裕がある反面、自立できていない様。近年では子供部屋おじさんと呼ばれることが多い。
また、親と同居しているがゆえに無意識のうちに親の意見を聞き入れてしまう傾向があります。相手の女性からすれば、「私はあなたのお母さんじゃないのよ」や「え?いきなり親と同居しなければならないの?」と交際に発展する前から警戒されてしまうのが現実です。
今からでも遅くないのでまずは実家を出て一人暮らしを始めましょう。というのが理想ですが、まずは自立を目指しましょう。
婚活を行っている場合、実家暮らしに明確な理由がある場合は必ず伝えましょう。女性は男性に対して自立しているかどうかをシビアな目で見ています。出会う前からチャンスを潰すのは勿体ないです。
既に持ち家がある男性
意外と思うかもしれませんがマンションなり戸建てなり持ち家を持っているとデメリットが発生します。なぜなら、女性にも既に生活基盤があるという事実があるためです。
結婚してからも働きたいと思っている女性は多いし、現在は共働きが当たり前の時代です。住む家が固定されてしまうと通勤の便などに影響してくるので、知り合える女性の幅が限定されてしまいます。
また、女性は将来的に家庭に入った時の家事のしやすさや子供ができた時のことを想像します。男性が独身時代に買った家はそこまで考えているでしょうか?女性にとっては魅力のないローンだけが残っている家というふうに映るかもしれません。
将来結婚した後、家にいる時間が長いのは女性です。女性は自分が住みやすい空間を作りたいと思っているということです。
とはいえ、生活圏が同じ女性にとってはメリットにもなり得ます。出会える幅は狭まりますが、「crossme 」など同じ地域で出会えることに特化したマッチングアプリもあります。
婚活パーティー常連組と呼ばれる男性
コミュニケーション能力が高い人が、街コンや婚活パーティーなどでモテてしまった場合によくある事例です。定期的に行われるイベントは気軽に参加できます。女性と知り合える機会が増えることは事実ですが、逆を言えば何度も参加しているのにマッチングできていないという状況を理解できていません。
- 運営スタッフとの会話が馴れ馴れしい
- パーティー進行の説明を聞かなくても把握している
- パーティー慣れしていることが雰囲気で周りに伝わってしまっている
常連組と呼ばれる人たちの中には、女性との会話を楽しむことが目的となってしまって、本人は婚活をしているという認識を持っていたとしても結果として婚活をしていない可能性があります。
何度か婚活パーティーに参加してみて結果が出なかった時は他の手段も検討してみましょう。参加型のパーティーより婚活サイトの紹介の方が「お互いのプロフィール確認後に会ってみよう」という状況になるので交際に発展する可能性は高いです。
まとめ:結婚は相手がいて初めて成立するもの
生涯未婚男性の特徴が自分に当てはまった場合、改善することにより女性への好感度アップにつながります。
自分を客観的に見つめ直したり、時には友人や同僚のアドバイスに耳を傾けたりすることもいいですね。
婚活は相手が居て初めて成立するものです。自分磨きを行い価値を高めて女性から選ばれる男性になりましょう。