婚活のファーストステップはプロフィール作成です。
「面倒くさい」や「書き方がわからない」からと、いい加減に書いていませんか?
高額な入会料を払って結婚相談所に入会してもプロフィールがダメだと成婚は遠ざかります。
結論から言うと、結婚相談所での婚活が成功するかどうかはプロフィールの良し悪しで決まってしまいます。なぜなら、プロフィールがダメだとお見合いに発展しないからです。
結婚相談所を利用するメリットは他の婚活方法に比べて成婚率が高いことです。
なぜなら、入会してから短期間の間に「真剣に婚活している多くの異性」と出会う機会が多いからです。
✓独身証明証など各種証明証の提出を行うことでサクラがいない
婚活パーティーや婚活アプリは結婚願望のない人も紛れている
✓婚活アドバイザーの存在
実績に基づいた適切なアドバイスで成婚までの時間を短縮できる
✓マッチングしたらすぐにお見合いに発展
マッチングアプリのようにマッチング後のメッセージのやりとりが無い
✓複数人との仮交際が認められている特殊なシステム
短期間で理想の相手を見つけやすい
結婚相談所を利用した婚活は、とにかく多くの異性とお見合いを行う必要があります。
異性とお見合いを行う方法は2つ。
・相手のプロフィールを見てお見合いを申し込む
・相手からお見合いを申し込まれたら「受ける/受けない」を決める
相手から申し込みがあった場合、相手のプロフィールを見てからお見合いを受けるか断るかどうか判断しますよね。
この記事では、相手から好印象を受けるプロフィールと自己PRの書き方について紹介しますので、是非ご覧になってくださいね。
婚活はプロフィールで成功率が変わります
どんな婚活方法でも初めにプロフィールを書くところから始めます。特に結婚相談所のプロフィールは記載できる項目が多く、より詳細に書くことができます。
プロフィールは大きく3つに分類できます。
✓ステータス
年齢、身長・体重、学歴、年収、家族構成などの基本情報
✓プロフィール写真
プロフィールの顔となる写真
✓自己PR
自由に自己紹介を書く項目
一番重要なのは自己PRです。
なぜなら、大勢のライバルと差別化を図ることができるのは自己PRだけだからです。
悲しい現実ですが、プロフィールは大抵の会員の目には触れません。
下の画像はIBJシステムの会員検索画面です。
IBJに限らず、大抵の結婚相談所は検索システムがあります。
結婚相談所では数多くの会員の中から理想の相手を見つける必要があるため、条件に合わない会員はお見合い候補から外されてしまいます。
条件に合って、初めてお見合い候補になります。
しかし、お見合い候補に上がっても、詳細プロフィールまで読んでもらえるかはわかりません。
なぜなら、次はプロフィール写真で判断されてしまうからです。
理想の相手との結婚を考えているので、見た目も重要ですよね。特に男性はプロフィール写真を重要視する傾向にあります。
プロフィール写真審査を無事通過すれば、晴れて自己PRを読んでもらえます。
ここで、魅力的な自己PRであれば「この人と会ってみたい」となり、お見合いの申し込みに進みます。
逆にいい加減な自己PRだと、すぐに他のお見合い候補を探しに行かれてしまうという結果になってしまいます。
自己PRは大勢のライバルの中から運命的に巡りついた相手を魅力的な文章で引き留める役割があります。
魅力的な自己PRとは?
プロフィールの中で自己PRは数少ない個性を表現できる項目です。誰にでも当てはまるような自己PRは相手の心に刺さりません。
自己PRは、読んで字のごとく自分の良さをアピールして相手に伝えるものです。
自分の人柄や、「結婚したら、こんなベネフィット(恩恵)がありますよ」と相手に伝えることが大切であり、「この人と会ってみたい」と思ってもらうという目的があります。
それでは魅力的な自己PRとはどんなものでしょうか?魅力的な条件を7つ紹介します。
自分の言葉で書く
どこからか借りてきたような文章では、相手にバレてしまいます。
言い回し1つとっても、文章には個性が出ます。自己PRはその他大勢の紹介ではなく、あなた一人のために魅力的な文章にする必要があります。
どこかで聞いたことあるような言い回しでは、真剣さや誠実さが相手に伝わりません。
自己PRを読んでくれている相手がいることを意識して、定型的な文章に拘らず言葉の節々にあなたの人間性が出るように自分の言葉で書きましょう。
自分の事を想像できるように書く
自己PRで大切なのは「自分が何を伝えたかったのか」ではなく、「相手に何が伝わったのか」です。自分の常識が相手の常識とは限りません。
仕事や休日の過ごし方は一番相手にアピールしやすい項目ですが、「専門用語が多くて何を言っているかわからない」と思われてしまっては本末転倒です。
相手が想像しやすい言葉で自己PRを作成しましょう。
ネガティブな部分を書かない
これから結婚して人生を共に歩んでいこうと思う人を探すときに、わざわざネガティブ思考の人は選びませんよね。
お見合いしても良いかなと思ってもらうためには、少しでもマイナスなイメージを持たれたくありません。ウケを狙ったような自虐的なネタも同様にマイナスなイメージです。
自分の性格を評価する時、ネガティブな言葉は違う見方をすればポジティブに変わります。
例えば、
・「口下手な性格⇒聞き上手」
・「無愛想⇒寡黙」
・「好き嫌いが激しい⇒舌が肥えている」
・「落ち着きがない⇒活動的」
と言い換えることができます。
良い一面だけ書くことを念頭において自己PRを書きましょう。
自己評価は客観的に表現する
自分で自分を評価するのは難しいですよね?就活の面接時ならいざ知らず、婚活の自己PRで「私は努力家です」や「私は優しいです」などはハードルが高いですよね。
自己評価を書くときは客観的に書くと違和感がなくなります。「職場では努力家だと言われています」や「友人から、よく優しいねと言われます」というように客観的に見た評価を書くことをおすすめします。
自分自慢は書かない
一般的に自慢話は良いイメージがありません。「もしかしたらナルシスト?」とマイナスのイメージを持たれてしまいます。
とは言え、輝かしい実績を持っているのは婚活において武器になるのは事実です。入会している結婚相談所のプロフィール項目に担当アドバイザーからのPR欄がある場合は、書いてもらって損はありません。
プロフィールを作成する時に担当アドバイザーと相談して自分の良いところを引き出してもらいましょう。
長文にならないように書く
自分の事を知ってもらいたいからと色々な事を詰め込み過ぎると、伝えたい内容が分散して1番伝えたいことが伝わらない可能性があります。
プロフィールでは「会ってみても良いかな」とお見合いを申し込んでもらえることが大切です。ダラダラと長文になってしまうと、閲覧する人は疲れてしまい嫌になって途中で読むのをやめてしまいます。
具体的には300~500字程度が無理なく読める文字数です。
注)O-netの自己PRは150文字です。
自己PRは要点をまとめて簡潔に書きましょう。
結婚への意気込みを書く
結婚に対して、どれだけ真剣に取り組んでいるか熱意を伝えましょう。
なぜなら、相手は結婚に対して自分とどれだけ温度差があるか気にしているからです。
結婚相談所に入会しているから「結婚したいのは当たり前」と思うかもしれませんが、「早く結婚したいから頑張って婚活をしている人」と、「良い人がいれば結婚したいな程度に思っている人」と意気込みは様々です。
プロフィールを読んでくれている相手が「早く結婚したい」と思っていた場合、プロフィールに「早く結婚したいから婚活を真剣に取り組んでいる」と書いてある人が選ばれる確率は高くなるのは必然です。
魅力的な自己PRの具体例
それでは、実際に相手に好印象を与える魅力的な自己PRの例を紹介します。
自己PRは次の7つの内容で作成すると上手にまとまります。
- 挨拶と感謝
- 婚活を始めたきっかけ
- 仕事について
- 趣味・休日の過ごし方
- 性格について
- 理想の結婚生活について
- 挨拶
挨拶と感謝
自己PRは文頭の出だしが重要です。
いきなり自己紹介を始めるのではなく、まずは自分のプロフィールまでたどり着いてくれた相手に対して感謝の気持ちを込めて挨拶をしましょう。
しかし、親しみやすさをアピールしようと「くだけた言葉」にするのは逆効果です。相手に誠実さが伝わるように礼儀をわきまえて簡潔に書きましょう。
例)
「はじめまして。大勢の会員の中からプロフィールをご覧頂き、ありがとうございます。」(39文字)
婚活を始めたきっかけ
プロフィールを読んでいる相手はあなたがなぜ婚活を始めようと思ったのかどうかが気になるポイントです。
ここで「なんとなく婚活を始めました」や「親に言われたので」など自発的ではないきっかけだと、本気で婚活をしている人との間で温度差が生じてしまいマイナス評価になってしまいます。
結婚に対する熱意と誠実さを込めて書くと、相手は共感を覚えてくれるでしょう。
例)
「仕事が終わって帰宅したときに一人でいることに寂しく感じ、温かい家庭を築きたいと結婚について真剣に考えるようになったのが入会のきっかけです。」(69文字)
仕事について
仕事について簡単に説明をしておくと、相手に「生活への安心感」を感じてもらえやすくなります。
男性の場合は結婚してからも働き続けることが多いので、女性は男性の仕事についても関心を持っています。仕事への情熱ややりがいがアピールポイントになります。
女性の場合も男性は「共働きをしてほしい」と密かに望んでいる場合があります。「仕事がつらい」「給料のために働いているだけ」は男性にマイナスなイメージを与えてしまうので避けましょう。
例)
「〇〇関係の製造業で設計をしています。お客様のニーズに合わせて製品を設計し、お客様に喜んでもらえるところにやりがいを感じます。仕事で失敗した時も、なぜ失敗してしまったのかを考えて同じ失敗を繰り返さないよう常に努力を続けられるやりがいのある仕事です。」(123文字)
趣味・休日の過ごし方
趣味や休日の過ごし方は、読者に「一緒に休日を過ごしたら」とイメージしやすいです。また、同じような趣味を持っていれば共感も持てるし、お見合いの時に会話の話題にしやすくなります。
「趣味がない」、「休日は1日中家から出ない」などはマイナスイメージを持たれてしまいます。趣味が無ければ特技や興味を持っているものを書きましょう。
例)
「仕事で平日パソコンを使うことが多いので、休日は外に出かけることが多いです。趣味は昨年から始めたキャンプで、友達と複数で行くこともあれば、一人でキャンプをすることもあります。キャンプで料理に興味を覚え、自宅でも色々試しています。」(113文字)
性格について
婚活を進めて行く中で、将来結婚することまで考えると性格が合うかどうかはかなり重要です。
そのため、自己PRには必ず「人柄」や「性格」を書いた方が良いです。
しかし、相手に自分を良く見せようと「異性受けの良い性格」を書いてしまうと、逆に自分とは全く性格の合わない人からお見合いの申し込みが来てしまったり、実際に会った時に「自己PRと違う」と相手にマイナスなイメージを持たれてしまったりしてしまいます。
魅力的な自己PRとは?でも触れましたが、自分の性格を書くのが難しい時は客観的に書くのが効果的です。
例)
「仕事でリーダーシップを取ることが多く、同僚からは頼りがいがあると良く言われます。」(40文字)
理想の結婚生活について
理想の結婚生活を書くことで共感を持ってもらったり、結婚についてイメージしやすかったりします。
「子供は2人ほしい」や「共働きをしてほしい」、「専業主婦になりたい」など具体的に書いてしまうと、場合によっては相手にマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれません。
抽象的で相手に結婚生活をイメージしてもらえるようなことを書きましょう。
例)
「いつまでもお互いを尊敬できるような関係になれることが理想です。」(31文字)
挨拶
最後も挨拶で締めます。
自己PRを最後まで読んでいただいた感謝の気持ちと、お見合いを申し込みやすい親しみやすさを書きましょう。
例)
「最後までご覧いただきありがとうございます。ぜひお会いできることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。」(56文字)
具体例を全て足すと471文字です。
多いと感じるか少ないと感じるかはそれぞれですが、500文字以下だと全てを語ることはできませんし、語る必要もありません。
なぜなら、自己PRは読者に向けてお見合いの申し込みに向けて背中を押すことだからです。
自己PR以外のプロフィールの注意点
プロフィールは正確に書く
プロフィールは誤りがないよう正確に書きましょう。見栄を張りたい気持ちもありますが、相手から良く見られようと偽った情報を書いてしまうと後から必ずバレてしまいます。
身体的な情報を偽ってしまうと、実際に会った時に「イメージと違う」という印象を与えてしまいます。
年収や学歴・家族構成を偽ってしまうと、結婚相談所からペナルティを受けて、最悪の場合は退会させられてしまう可能性があります。
長い間を一緒に過ごすパートナーを見つけるのが婚活です。ありのままの自分を相手に受け入れてもらえるようにプロフィールは誠実に真実を書きましょう。
プロフィール写真
自己PRと同じぐらい大切なのがプロフィール写真です。なぜなら、詳細プロフィールを見てもらう前に写真判定で落とされてしますからです。
結婚相談所に入会するとプロフィール写真はプロのカメラマンに撮影してもらいましょうと勧められるのも、詳細プロフィールを見てもらう確率を上げるためです。
結婚相談所から紹介されたスタジオではなくても、「〇〇(地域)+写真スタジオ」と検索すれば、地元の写真スタジオを見つけることもできます。
また、同じ料金を掛けるなら婚活や恋活専門の「フォトジョイ 」もおすすめです。
詳細プロフィールを閲覧してもらえるように、プロフィール写真でも自分を最大限にアピールしましょう。
お相手への希望条件
どんなに魅力的なプロフィールでも、お見合いを申し込まれない場合があります。
それは「お相手への希望条件」が厳しすぎる場合です。
条件検索をクリアして、プロフィール写真を見て「この人に良さそうだな」と詳細プロフィールを確認した時に、「24歳以下希望」など具体的な条件が書いてあると、閲覧している側は普通に引きます。
もしかしたら25歳だけど、あなたから見ても年齢以外はパーフェクトな人かもしれないのにチャンスを無駄にしてしまう可能性があります。
プロフィールを作成する目的は、異性からお見合いを申し込んでもらうことと、自分が申し込んだ時にお見合いを受けてもらう事です。
お見合いを申し込んでもらいやすくするためには、お相手への希望条件は低ければ低いほど有利です。
どうしても譲れない条件以外は書かない方がお見合いを申し込まれる確率が高くなります。
しかし、何も書かないのは逆効果です。「笑顔がステキな人」や「頼りがいのある人」など抽象的な表現で、多くの人が当てはまるような条件を書きましょう。
まとめ
婚活ではプロフィールの書き方次第で、異性と会えるかどうかが決まります。プロフィール作成は婚活のファーストステップとなりますが、自己PRに1番力を入れる必要があります。時間をかけて丁寧に作成しましょう。
結婚相談所を利用するメリットはプロフィールも担当アドバイザーと一緒に考えることができることです。
担当アドバイザーに相談しながら、ぜひ多くの相手と出会えるプロフィールを作成して婚活を成功させましょう。
そうは言っても、結婚相談所は敷居が高いと感じる方もいますよね。
店舗を持たないオンライン完結型の結婚相談所なら、担当アドバイザーが相談に乗ってくれるのに店舗型の結婚相談所に比べて1/6から1/10程度の料金で婚活をスタートできます。
マッチングアプリからステップアップしたいけど結婚相談所は敷居が高いという人はオンライン結婚相談所をお勧めします。